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ミッドスカイコラム

No.92 ミッドスカイタワーの中枢に潜入(MDF室編)

2014年9月2日

施設担当のKです。マニアックなミッドスカイタワー紹介の第一弾として、ミッドスカイタワーのMDF室を紹介いたします。MDFとはMain Distributing Frame の略で、日本語では通常「主配線盤」といいます。

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MDF室といえば、各ビルの通信設備の中枢に当たる部屋です。特にハイテクマンションのミッドスカイタワーでは、他のビルにないユニークな設備が目白押しです。
まずは、NTT DOCOMOの不感知対策設備。ミッドスカイタワーは各共用部、専有部を含めビル内すべての場所で、DOCOMOのLTEがバリ3です。竣工当初は3Gのみの対応だったところを、管理組合とNTTとの話し合いの結果、LTEへの対応をいち早く行っていただきました。現在は全館が3GとLTEのハイブリッド対応です。その不感知対策設備がこちら!ドーン!(この写真はほんの一部です。)
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さらに、ミッドスカイタワーの管理組合では、MDF室のリスク管理も怠りません。恒常的なレビューとモニタリングの結果、浮かび上がったのがエアコンの不備です。1基しかないエアコンがもし故障した場合、MDF室の膨大な機器を冷却することが困難になります。リスクを発見したら即行動するのがミッドスカイ流です。
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こうして、2基目の独立した系統のエアコンを導入。また、防災センターにて異常があった場合にすぐに分かるように1階への配線も同時に施工しました。
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これで、エアコンの突然のトラブルも安心です。
さらにミッドスカイタワーが誇る、上下4Gbpsのインターネット。竣工時の4倍に増強され、また各種の増強を経たインターネット設備は、管理組合によってMRTG(以下は一例)にて常にモニタリングされ、最高の状態をキープしております。また、各専有部内は全てCat5eのケーブルで配線されており、1GbpsのLANが入居してすぐ、各部屋で使えます。
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他にも、各種電話線。
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そして、グローバルアドレス、IPv6、auのフェムトセルやひかり電話が必要な方への通信設備など。
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多くの電子機器が目白押しです。それだけに環境管理は怠れません。
まさにハイテクマンション。導入した設備が陳腐化しないよう、常に監視、改善を続けていくのがミッドスカイ流です。
それでは次回をお楽しみに。